藤井隆を見ると今ではほとんど会わなくなった友人を思い出す。ルックスと言動が藤井隆と酷似していたからだ。
しかし重要なのは彼は藤井隆よりもその言動の過激さ、発想の凄さにおいて「面白かった」という点にある。そういう言動がめっちゃ面白い、「笑いの才能」というと曖昧な言葉になってしまうけれど、そういう謎の才能を持った人は意外といて、他にも三人くらいは知っている。だけどそういう人は何故か、というか当然というべきかも知れないが、世には出ない。別に漫才やお笑いをやりたいという欲望はないからだ。こういう人は例えばニコニコ動画にさえアップすることはありえないだろう。そうした観点から言えば、タモリという人は奇跡的な事例である。
関係ないけど「ピーナッツ(スヌーピー)」からやっぱり最近の子供をテーマにした漫画、らき☆すた(というか萌え系四コマ)、及びサナギさん(というか施川ユウキ)を論じられる視点が確保できる。更にそこからさかのぼって不条理系もいけるかもしれない。半分妄想だが。どの道外島は半分妄想でいくしかないのである。妄想ついでに言えばベンヤミンキルケゴールを無理矢理介してある漫画家(ギャグ漫画家ではない)が連載中の漫画について論じられることに気がついた。何故無教養な私がそれをやるのかさっぱりわからないけど。こんなこと書くとまた落ち込むか。まあいいか。しかし非実在青少年規制法はありえないな。ちょっと誤解を招くかもしれないが、「それならもっと先に規制するべきものがあるだろう」と私は考える。