2006-01-01から1年間の記事一覧

液状の物体

ああそうか学会の池田超大作先生は実は液状の物体だった。 「ガンバレ!ガンバルんだ液状の物体!」 隣でふらふらの(しかしより固体に近い)高齢者が言った。 「いや私はかれにがんばってほしくないな」 とカチカチの(しかしより気体に近い)警察官は言っ…

長野県知事選挙

こういうことは書きたくないけど、腹が立って仕方がないので書くことにしよう。 今回の田中康夫氏の敗北は、日本人がいかに「公共性」という概念を理解していないかを示す格好の事例である。公共性とは、乱暴に言えば利害関係を共有しない他者、組織に対して…

ニュース

ストライプハウスギャラリーで、12月の4,5,6日に個展を開催できることになりました。 今回は展示作品のほかにアーティストブックを製作して、ギャラリーで配布する予定です。このブログでも、ちょくちょく創作ノート的なものをアップしていくことになる…

哀しみの背広

小学一年生の頃に描いた絵をphotoshopで加工したもの。 ところでオレンジジューズにビールを混ぜるとおっさんの臭いになるのを皆さんはご存知だろうか。 私はそれを嗅いだとき、背広姿のおっさんの、肩のあたりを幻視してしまった。 年をとると私もあのよう…

お坊さん4/4

日焼けしたお坊さん

お坊さん4/3

ニキビだらけのお坊さん

お坊さん4/2

草間弥生から見たお坊さん

お坊さん4/1

弓矢を射たれたお坊さん

パフォーマンス

昨日、日本のどこかで飛び降りがあった。飛び降りたのは後白河法皇の直系の子孫である浮雲三太郎。「万有引力の法則を全身で表現したかった」と遺書に書いてあったという。

背後霊

背後霊がもしも憑いている人に対して背を向けたら、それは「背後霊」といえるのだろうか、などということを考えてしまう今日この頃であった。 ちなみに背後霊がメジャーになったのはつのだじろうの「恐怖新聞」がヒットしたからだという。あ、ちがったかもし…

Absurdite

高校時代からの私の笑いの相方であり、デザイナー・写真家の新井健太氏が、ファッションブランド「Absurdite」をたちあげた。私は一応Webができるのでサイトの設立に協力する(トップページのFlash制作を担当。しんどかった)。色々なところをクリックすると…

歯ぎしり部長

部長は歯ぎしりが得意だった。歯ぎしりでどんな音階も自在に出せると言うファ。440Hzの「ラ」の音がほしいな、とヴァイオリニスト兼事務職員の金田は言った。苦もなく部長は「よっしゃ、まかせとけ」と正確にラの音を出したと言う(もっともそのときは歯ぎ…

アルトー

私がこの世に生まれてきた人間の中で最も尊敬する、アントナン・アルトーの「ヴァン・ゴッホ」より。 ここにあるのは、「世界」の根底的な残酷さに、生涯その身体まるごと晒し続けた者にしか獲得できない、奇跡的なまでの強度、パッションだ。 燃えあがり、 …

吉祥寺のA-thingsで境沢邦泰展。

http://www.a-things.com/index.html 完成作の単色に近い絵と、その過程の、筆触がキャンバス上にちらちら舞っている絵の展示。 過程の方の作品は、制作の段階のかなり最初の方のものを展示していて、完成作の塗りこめられた絵とはだいぶ違う印象である。制…

800万人分の自伝?

ブログって、このままいったら膨大な人達の死ぬまでの日常が記録されていくのだろうか。 変な話だ。 このブログは、プライベートなことは一切書かず(意味がないからね)、その日の気分によって真面目になったりわけのわからない文章になったりするだろう。