てっぺきうじ

顔面鉄壁氏が床下から現れた。いい感じだよ、顔面鉄壁氏〜、そう言って僕は惑星間を大陸間を弾道移動した。顔面、ああ、この顔面が色々なつっかえ棒につっかえるものにつっかえるひとにつっかえるし過去から来た博士にもつっかえる。だけど僕は何者にもつっかえないことをモットーにしています。ここには何故私とお前が、超通過列車、貨物が担うべきはどこの羊だ?指差したのはいいものの、無造作に変えられるチャンネルたちの叫びが聞こえてくる、首を絞められる。つうか、列車がカクカクしてる!一回ひねる。二回ひねもす。ひねもしやがったのか、貴様!山本五十六が潮干狩りにいそしんだ。それは、ひねもしてひねもしてやっと生きている感じの五十六だった。「ほだされ具合もまた、いい感じだな」と横からワカメをもしゃもしゃやりながら巨突した男が言った。そうか、ひねもしているだけではなくほだされてほだされてやっと生きている感じの五十六がこれか、と気がついた。そのとき列車がつっかえ棒につっかえて大爆発を起こした。顔面鉄壁氏の顔面スタンプラリーの夢は消えた。