ゆるゆる

天狗裁き」ですがURL貼らないのが不親切すぎるような気がしてきたので、貼ります。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6857863
他にもitunsのpodcast「ピザハッ亭」でも聴取可能です。
そのなかの「壺算」と「蛇含草」も私の感覚(というと無責任ですが)に近い気がしました。
それと岩波文庫からでている、「安永期小咄本集」の中巻「鹿の子餅」所収の「糞」という話も私の感覚(というと無責任ですが)に近い気がしました。うんこのコレクターがいて、「香箱(香を入れる箱)」に保存して「これは誰の糞でしょう?」と目利きする、みたいな話です。これは感覚というよりも単なる小学生のノリか?そういえば筒井康隆の「俗物図鑑」にそういう評論家がでてきたような。筒井氏がパクったとは思いませんが(思いついてもおかしくないアイディアでもありますし)。
まあかといって私が落語家の様に朗読する、というわけではないのですが。何の修練も積んでいない者がそんな事をしても「アイタタ」という感じになるのが火を見るよりも明らかで、それはそれで面白いのでもしかしたらやるかもしれません。

『柄樽と塗樽が寄り合ふて、「柄樽殿。貴様は仕合せのよい人じゃ。そのよふに、箱のよふなる家を持たしゃって。わしはこのよふに家もなく、そこらここらを投げ放らるるとは、甚だ残念に存じます」「はて、何さ。貴様もわずか一升、わしも一升」』(安永期小咄本集(中)「今歳咄」 p178)