太陽を墨汁で塗りたくりたいぜイカロスとダイダロスよアハハン
でも今は富士山の上を飛行中のイカロスなのであった
「ちっくしょー!たわわに実ってやる!」そう叫んでダイダロスは女湯に突っ走っていった
十年後ダイダロスはたわわに実ってイカロスのもとに帰ってきたという
そんなにたわわでは空は飛べないとイカロスは主張したが、
ダイダロスはきっと飛んでみせると譲らなかったため一緒に飛んだ。
案の定ダイダロスはたわわに実りすぎていたために翼が壊れ、
地上に落下していった。
「人生には、たわわに実るか、空を飛ぶかの二つに一つしか存在しないのだ」とイカロスは呟いた。