テンション

胎内回帰だワッショイワッショーイ!
え?おまえのお父さんて俺の親父の部下じゃなかったっけ?
「自営業万歳!」
そう叫んでてっちゃんはムササビ小太郎をぶっとばした。
ムササビ小太郎は無我夢中で父に助けを求めたという。
「助けてマザーファッカー!」
彼の父(マザーファッカー)であるムササビ小太郎がすっとんできた。
「どうしました、わが子よ」
「あいつがぼくのことをぶっとばしたんだよ」
「なにい?それは許せん。ムササビ蟹光線!」
ムササビ蟹光線がてっちゃんに直撃し、てっちゃんは教室の窓ガラスを破り校庭へと落下していった。
「じ、自営業万歳…!」と叫びながら。
「だからおまえのお父さんは俺の親父の部下だろ…」
ムササビ小太郎はぽつりとそう呟いたという。