[告知]外島貴幸作品集 刊行記念イベント

きたる5月21・27日に、作品集刊行記念イベントを開催します。
ぜひおこしください!

以下詳細になります。

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https://www.evernote.com/shard/s559/sh/f65366c9-8159-4467-8fda-485a6c3f0562/c70b869a7695380e4560323b1ce31940

 

外島貴幸作品集 刊行記念イベント


[5.21]トーク|石川卓磨×上田剛史×外島貴幸 ほか予定
[5.27]パフォーマンス|O,1、2人(外島貴幸+吉田正幸)|トークゲスト:飛田ニケ
 
 
美術、映像、漫画、コントなど多岐にわたり活動する外島貴幸の初の作品集『Takayuki Toshima Selected Works 2006-2022』の刊行記念イベントを2日間行います。
 
1日目は識者をゲストに招き、外島貴幸の作品や活動が投げかける諸問題を、美術の領域に折り返しトークする。「笑い」と美術、言葉とイメージ、あるいは社会的な表象と笑い・芸術などをめぐる対話。
 
2日目は、O,1、2人(外島貴幸+吉田正幸)の新たな形式のパフォーマンスを試みる。言葉とコミュニケーション、ちゃぶ台返しと団欒についてのパフォーマンス‐コントを予定。パフォーマンス後、ゲストとして飛田ニケさん(キューピー)を招き、振り返る。

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補遺
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1日目トークゲストのこと
美術家、美術批評の石川卓磨さんが2013年にキュレーションした展覧会「長い夢を見ていたんだ。」(TALION GALLERY)に、O,1、2人が出品。また、TALION GALLERY代表の上田剛史さんは、2021年開催の外島のキュレーション展「ヌケガラ(OFF)とマトイ(ON)(後略)」をともにつくりあげた。ほか1名ゲストを予定している。

2日目トークゲストのこと
飛田ニケさんは、アメリカのトランスジェンダーの演劇作家ケイト・ボーンスタインの邦訳著書『隠されたジェンダー』の読書会を2022年に外島と開催。キューピーは、外島も参加した座談会「クィア演劇史は可能か 劇を書く、抵抗を読む(欲望)」(2022年)も主催している。
 

 開催情報

日時:
2023年
5月21日(日)16:00−|トーク
5月27日(土)16:00−|パフォーマンス
 
料金:
トーク|1,500円
パフォーマンス|2,000円
 
定員:各回15名
 
会場:元「清水屋クリーニング」
東京都中野区新井1-14-14|JR中野駅北口徒歩8分
google map】https://bit.ly/3ouAeZD
 
お申し込み先:https://bit.ly/3LHEFcA

企画:五月めい・外島貴幸|企画協力:前澤秀登
お問い合わせ:bbbiiiddd13@gmail.com

関連情報
 
●作品集
『Takayuki Toshima Selected Works 2006-2022』(2023年4月発行、電子書籍公開中)
▼ビューア
https://www.yumpu.com/en/document/read/67768662/takayuki-toshima-selected-works-2006-2022
▼DL:作品等へのリンクあり
https://bit.ly/3AiiDqD
 
“初のまとめとなる私の作品集を、電子書籍として無料公開しました。
書籍内リンクから今までの作品も、かなり見れたり読めたりします!是非ご覧ください!
こうした形で見直すと、過去の作品に新たに刺激されるような経験にもなりました。
いずれウェブサイトとしても公開予定です。どうぞよろしくです。”
──外島貴幸
 
以下の記録を収録(2006-2022の13点):
・2021年にタリオンギャラリーでキュレーション・出品した展覧会「ヌケガラ(OFF)とマトイ(ON)(後略)」
・O,1、2人としての映像+公演
・一人芝居「背中を盗むおなか」公演
・過去の朗読台本、テクスト+漫画冊子 など
 
●元「清水屋クリーニング」
中野駅北口『あいロード商店街』にある、昨年末に閉店した元クリーニング店です。今後様々な方に開かれた〈商店街型多目的スペース的なるもの〉の立ち上げに向け、今はまだクリーニング店の面影を残したままひっそりと試用運転中です。今後どうなるのか分かりませんが、歴史の狭間でお待ちしております。(オーナー・前澤秀登談)
https://twitter.com/motoshimizuya
 

O,1、2人《Stick and Repel》2021


O,1、2人《圧迫面接》(上)、《カツアゲ》(下)2021|撮影:Natsuki Kuroda


外島貴幸《術語》映像より|2015


O,1、2人《EXコミュニケーションのためのオラトリオ》2013|撮影:TALION GALLERY
 

プロフィール
 
石川卓磨|Takuma Ishikawa
美術家、美術批評。1979年千葉県生まれ。武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース卒業。写真や映像という媒体を批評的にとらえ直しながら、フィクションとノンフィクションが浸潤しあう特殊な造形メディアとしてのカメラの可能性を追求する。近年の個展に2019年「小説の中の私」(TALION GALLERY 、東京)。批評家としても活動し、芸術・文化の批評、教育、製作などを行う研究組織「蜘蛛と箒」を主宰。
 
上田剛史|Tsuyoshi Ueda
TALION GALLERY代表。1981年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。現代美術ギャラリー勤務などを経て、2011年11月にTALION GALLERY設立。
 
外島貴幸|Takayuki Toshima
2004年B-semi Learning System of Contemporary Art修了。2007−08年四谷アート・ステュディウム在籍。笑いを軸に、美術的な作品やコント、テクストなどを用いた探求と実践。主な展示に「ヌケガラ(OFF)とマトイ(ON)〈正体を隠すこと(ON)とそれを脱ぎ捨てること(OFF)の、あいだにあるものを教えなさい〉」(TALION GALLERY)、第13回恵比寿映像祭「揺動PROJECTS: Retouch Me Not[日本現代作家特集]」(東京都写真美術館)、主な公演に「背中を盗むおなか‐リプライズ」(blanClass)など。
 
O,1、2人(外島貴幸+吉田正幸)|O, 1、2nine
コント/パフォーマンス。2011年11月29日結成。美術家・パフォーマーの外島貴幸と、コントグループ「テニスコート」の吉田正幸のユニット。1人でできることを2人でやったり、2人でできることを1人でやったりする。主な上演に「ヌケガラ(OFF)とマトイ(ON)〈正体を隠すこと(ON)とそれを脱ぎ捨てること(OFF)の、あいだにあるものを教えなさい〉」(2021)、「フロムカトリ」(2020)以上、TALION GALLERY(東京)、「井田田回回田田土」blanClass(2019、神奈川)、「ミルクイースト パブナイト」milkyeast(2015、東京)などがある。
 
吉田正幸|Masayuki Yoshida
武蔵野美術大学卒。在学時コントグループ「テニスコート」結成。以後笑いを軸にジャンル問わず活動。主な公演としてテニスコートのコント「出汁が出る出る」(ユーロライブ、2019)、出演として「いとうせいこうフェス」(東京体育館、2016)、フロム・ニューヨーク公演「サソリ退治に使う棒」(駅前劇場、2018)、NHK「シャキーン」(2016−2022)。また脚本家としてはNHK「シャキーン」(2016−2022)、TXドラマ「びしょ濡れ探偵 水野羽衣」(2019)などがある。
 
飛田ニケ|Nike Tobita
1995年湘南生まれ。演出家。劇場創造アカデミー修了。2017年から「むなしさ」の上演。2020年からキューピーを立ち上げ、性的にもマイナーな実践と歴史とのために座談会などを企画。